サイクル: 荒加工、バランス荒加工、仕上加工、同時B軸仕上加工、バランス仕上加工、形状仕上加工

定義

これらのコマンドを使用すると、アプローチとリターンの早送り動作を定義できます。

アプローチ距離 (A)

最初の加工要素に対するアプローチを定義する距離を入力できます。リードイン角度に従って入力されます。値がゼロの場合、エントリポイントは、SELECTパネルのアプローチ機能でクリックされたジオメトリポイントに対応します。
値がゼロでない場合、エントリポイントは次から計算されます。

  • 最初の要素の端点。

  • リードイン延長距離。

  • リードイン円弧半径。

アプローチ角度 (B)

アプローチポイントの自動位置決めのための角度を入力できます。この角度は、最初の加工要素の端点、延長距離の端点、またはリードイン円弧半径の端点のいずれかに対して適用されます。

リターン距離 (C)

最後の加工要素に対するリターンを定義する距離を入力できます。リードアウト角度に従って入力されます。値がゼロの場合、リードアウトポイントは、SELECTパネルのリターン機能でクリックされたジオメトリポイントに対応します。
値がゼロでない場合、リードアウトポイントは次から計算されます。

  • 最後の要素の端点。

  • リードアウト延長距離。

  • リードアウト円弧半径。

リターン角度 (D)

リターンポイントの自動位置決めのための角度を入力できます。
この角度は、最後の加工要素の端点、延長距離の端点、またはリードアウト円弧半径の端点のいずれかに対して適用されます。

A. アプローチ距離 (=10mm)
B. アプローチ角度 (=45°)
C. リターン距離 (=10mm)
D. リターン角度 (=180°)